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その日の意味

やあ、

またこの日が来たよ

ハッピーバースデー私。

つまりブログの更新日。

 

いやはや、あれですね

去年のバースデーブログを書いているときは

流石に今頃は普通の日々だと思っていたわけですが

何も変わっておらんではないですかびっくりだわ。

 

もう、必要なのは

いつまで続くのか、という悲観でもなく

いつまでもつのか、という忍耐でもなく

どう変化するのか、どう進化させるのかであり

すでに変化も進化も終え

コロナ後のあり方を見据えている方もいるのではないかと。

人はとても強かで賢い。

私も強くありたいと思う人のひとり。

変化と進化を、毎日のように繰り返し

どんな状況が待ち受けようと、もがき続けようと思います。

 

今年はさちかぜあきの『テイラー』のリリース後

ライブDVD『home sweet home act.4 ~ただいま、おかえり。2020~』をリリース。

その後もライブに撮影にと、振り返ってみれば

実はいつも以上に激しい日々だったな。

 

特にDVD制作は大仕事で、去年のライブ準備期間中から

映像チームと音響チームとで綿密に計画を練り

機材や人員、方法に予算などを確保・決定し

なにがなんでもやり切ろうという気持ちで

コロナ禍の中をくぐってできた奇跡の作品である。

 

ライブの翌日から時短要請。

1日ズレていたらライブ自体ができなかった。

それくらいギリギリの奇跡。

関係者の一念が成した奇跡だと思いたい。

 

さちかぜあきのプロジェクトを立ち上げたときから

このBIGCATのライブは、ひとつの目標であり

ここを通過する必要と目的があった。

彼女が乗り越えてきたことの証を打ち立てる日、

絶対に逃してはいけない日だった。

形に残せて本当によかったと思う。

これはもう心から思う。

 

ミックスを自身で行うことは決めていた。

あの日の空気と、あの日に至るすべてを知っているのは、

そしてそれを音にできるのは、世界にただ一人、私だけだ。

と、思いっきり恰好をつけて作業に入った。

実に丸々1ヶ月作業椅子の上で暮らした。

最後は朦朧として何をやったかよく覚えていない。

 

音が出れば、画面が動き出せば、

そこはもう、あの日の会場と同じものがある。

そんな作品にしたかった。

 

2020年11月26日が、いつもそこにあるようにと。

これからどんなことがあっても、ここに帰ってこれるようにと。

そんな思いが詰まっている。

 

そして人類史上に残るであろうこの情勢下で

自分を鼓舞し自身を表現し心を弾けさせて闘った

アーティストが一人いたことの証として

永遠に残れればいい。

 

仰々しく語ってしまった。

まあ、今日は特別な日だから。

また一つ大人になった。

もう十分大人なのだけど

それでもまだ進める道があるのだなあ。

 

まだまだ生きるぜ。

こんな風に、

俺の周りには最高なやつらが大勢揃っているんだ。

もっと楽しませてやる。

次は9月16日だ。

ここにも最高のやつらが集うだろう。

忘れずに来いよ。

待っている。

その日の意味」への1件のフィードバック

  1. おめでとうございます。

    あきのさんのライブもライブDVDもめちゃくちゃ元気もろてます。

    このご時世ですが、咲井さん、あきのさん、バンドメンバーのおかげで毎日が楽しいです。

    咲井さん、あきのさんに負けないように堂々と生きていきたいです。

    咲井さんにとって、みなさんにとって、 幸多からんことを願っています。

    素敵な誕生日になりますように

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